ロハス

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース0－6エンゼルス（3月25日・日本時間26日/ロサンゼルス） 【映像】弾丸打球をキャッチ、鬼肩レーザー送球のコンボ 　ベッツ、大谷翔平、フリーマンのMVPトリオにスミス、マンシーと続く強力打線が魅力のドジャースだが、守備には一抹の不安が残る。そんなドジャースの救世主となるべく、この日ショートでスタメン出場したロハスが好プレーを見せた。 　まだトップフォームではない時期とはいえ、韓国での開幕シリーズでも露呈した通りドジャースは打線の破壊力に比べて守備にそこまでの怖さはない。特に二遊間は、シーズン開幕1カ月前にショートのレギュラー候補だったラックスが送球難でセカンドにコンバートされ、今季から本格的にセカンドに専念するはずだった外野守備のスペシャリスト・ベッツが代わりにショートに回るというドタバタを見せている。 　そんな中、この日はベテランのロハスがショートで、ベッツがセカンドで先発出場した。昨季ドジャースに復帰したロハスは、マーリンズ時代からショートで高い守備力を見せている。この試合でも3回、1死三塁の場面でエンゼルスの3番トラウトが放った痛烈な打球をうまくさばくと、深いところから一塁へ強肩を披露し見事アウトにしてみせた。 　実況も「シンプルに見えるんですが難しいプレーですからね。捕ってからも早かった。足の速いトラウトをあの深いゴロでアウトにしました」と唸ったプレーに、コメント欄にも「うまい」「ロハスさすが」「すご」「ナイスプレー」「肩つんよ」と賛辞が並んだ。 　スター選手がラインアップに並ぶドジャースだが、ロハスのような堅実なベテランや、同じくこの日は先発したキケ・ヘルナンデスのようなユーティリティプレーヤーがベンチに控えているのも大きな強みと言っていいだろう。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）