逃走するテロリストを制圧!大阪・関西万博見据え、高知新港で《テロ対策訓練》【高知】
高知さんさんテレビ
2025年に大阪で開かれる大阪・関西万博を見据えテロを想定した訓練が行われました。今回は初めて高知新港での訓練です。 この訓練は高知港と須崎港で各機関の連携を目的に毎年交互に行われています。今年は2025年4月に大阪・関西万博が予定されていることを見据え、外国客船が寄港する高知新港で初めて実施されました。 訓練は外国籍の旅客船に外国人のテロリスト3人が乗船し、国内の共謀者と連携して逃走を図ろうとする想定で行われました。乗客に紛れていたテロリストが手荷物検査を受けると銃器が見つかり共謀者と逃走します。警戒中の警察車両が進路をふさぎ岸壁内へと追い込みます。 警察: 「銃を捨てて投降しろ」 「Put down your weapon(武器を捨てろ)」 テロリストを制圧し確保するまでの手順などを確認しました。 続いて客船から小型ボートで逃走するテロリストを制圧する訓練も行われました。県警や海上保安部の船などが小型ボートを追いかけます。 放水で進路を妨害するも…テロリストが小型船から銃撃が。海上保安部の船が警告射撃で応戦しテロリストを確保しました。 高知海上保安部・田中 秀人 警備救難課長: 「大阪・関西万博が開催される予定となっております。各機関との連携の確認ができましたのでテロを未然に防ぐという形で、今後も水際での防止ということにつながっていくと思います」 昨年度、高知新港に入港した外国客船は53隻で過去最多を記録。高知海上保安部は各機関との連携強化でテロの脅威を未然に防いでいきたいとしています。
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