【写真：Getty Images】

　今シーズン限りでPSGの退団が濃厚とみられている、サッカーフランス代表FWキリアン・エムバペはレアル・マドリードへ移籍する可能性が高いと多くのメディアが指摘している。英メディア『Football Transfers』は、エムバペの加入で厳しい立場になるFWブラヒム・ディアスにアーセナルが強い関心を示していると報じた。 【画像】アーセナル最新スタメン＆フォーメーション 　エムバペは、ファンから「アーセナルに来てください」と尋ねられると、「あそこは無理だ。寒すぎる」と、発言した動画を公開した。同メディアは、これによって噂されていたアーセナルへの移籍の可能性はなくなり、レアルへ移籍する可能性が高いと伝えている。 同メディアはスペインメディアの『El Nacional』の記事を引用する形で、エムバペのレアル移籍によって、ディアスが厳しいポジション争いで厳しい立場に置かれることから、アーセナルが獲得に動く可能性が高いと指摘した。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督も、ディアス獲得に強い関心を示しており、すでにスペインを訪問する準備が整っていると報じられている。 　ディアスは今シーズン全公式戦32試合に出場。そのうち18試合に先発出場しており、8ゴール4アシストの活躍を残している。同メディアによると、データ上でディアスはラ・リーガ全体で最も優れた成績を収めたウインガーの1人であり、彼を上回る成績を残しているのはエムバペを含めた4人しかいないと伝えられている。 　アーセナルは、過去に現在チームでキャプテンとして活躍するマルティン・ウーデゴールをレアルから獲得している。同メディアは「ウーデゴールの再現を狙うだろう」と述べた上で、「エムバペのおかげでアーセナルが最終的な勝者になるだろう」と、ディアス獲得に動くアーセナルの成功を予想していた。