姫路駅近くの広東料理とジャズの店「ヌアージ」が15周年
広東料理とジャズの店「ヌアージ」(姫路市久保町、TEL 079-283-1211)が11月3日、オープン15周年を迎える。(姫路経済新聞) 【写真】店内 2009(平成21)年にオープンした同店。店長の安本貴宏さんは、レストランや中華料理店で働きながらプロのギタリストを目指していたが、「誰もが気軽に音楽を楽しめるサロンを作りたい」という思いに変わり、出店したという。 新型コロナウイルス感染症が拡大し、当時の約9坪の店舗では密閉・密集・密接の「3密」を避けにくく、ライブを行えない環境だったことから、2021年11月、より広い物件に移転した。店舗面積は20坪。カウンター席8席、テーブル席20席を備える。 メニューは「ピータン 紅しょうが添え」(650円)、「海老(えび)チリソース煮」「黒酢酢豚」(以上1,400円)、「天使の海老の水餃子(ギョーザ)」(850円)、「イカとセロリの塩炒め」「麻婆(マーボー)豆腐」(以上1,300円)などを用意する。 ドリンクメニューはビール、「カメ出し紹興酒」(以上700円)、ワイン(グラス=750円~、ボトル=4,500円~)、カクテル(750円)、ソフトドリンク(550円)などをそろえる。 毎週日曜にはライブを行い、全国各地から出演希望があるという。平日は音楽仲間が集まれば自然にライブが始まることがあり、安本さんも調理の合間にギターを演奏することがある。 15周年を迎え、「振り返るとあっという間だった」と安本さん。「うわさを聞き、外国人が観光を兼ねて立ち寄ってくれることもある。SNSやネットが広がる時代に、多くの人に知ってもらえるのはうれしい。この時代だからこそ、世界に向けて『ヌアージ』を発信していきたい」と意気込む。 営業時間は18時~翌2時。月曜・木曜定休。
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