英銀ロイズ、住宅ローン需要減速を警戒－借り手は利下げ期待で様子見
（ブルームバーグ）： 英国の住宅ローン最大手、ロイズ・バンキング・グループは同国の住宅ローン需要が年初の好調な滑り出しから減速し始めたと警戒感を示した。
同行によれば、住宅ローン金利が昨夏に付けた15年ぶり高水準から低下し、１－３月（第１四半期）はローン需要が高かったが、ここ最近は住宅購入希望者の多くはイングランド銀行（英中央銀行）の利下げを待って様子見している。
ロイズのウィリアム・チャーマーズ最高財務責任者（ＣＦＯ）は「第２四半期に入り、若干の需要減が見られる」と述べた。
マネーファクツ・グループによると、英住宅ローン金利はここ１年で低下傾向にある。25日の２年固定住宅ローンの平均金利は5.79％と、１年前の6.83％から低下した。ただ多くの借り手は英中銀が利下げすればローン金利はさらに下がると期待している。
原題：Lloyds Warns Mortgage Demand Has Begun to Slow in Recent Months
（抜粋）
--取材協力：Damian Shepherd.
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Aisha S Gani
