Number_i&IMP.が2024年に広げた独自のスタイルと活動の幅 TOBE新グループ・CLASS SEVENへ高まる期待
IMP.は全国7地区TV局で単独レギュラー出演も……CLASS SEVENの活動への期待
一方のIMP.も、昨年8月に「CRUISIN'」でデビューして以降、コンスタントに楽曲をリリースしてきた。グローバル展開を目指して「FLOW」や「NINNIN JACK」といった英語詞の楽曲も発表したほか、中国の野外フェス『Chengdu Strawberry Music Festival 2024』、タイで開催された『MIXEDPOP BANGKOK 2024』といった海外イベントにも出演。今年5月には初のフルアルバム『DEPARTURE』をリリースし、年明けからは全国ツアー『IMPERIAL LIVE TOUR 2025』も控えている。 音楽活動以外にも、IMP.は幅広い角度から自分たちを届けてきた印象だ。たとえば、1週間に2本と高頻度で更新されるグループのYouTubeチャンネル。旅行や料理など毎回さまざまな企画に挑んでおり、なかにはメンバー間で勝敗を競うゲーム企画もあるのだが、最終的には全員で協力してクリアしようとチャレンジすることも多いあたりに、7人の仲のよさが伝わってくる。 また、今秋からはメンバーがそれぞれ全国7地区のテレビ局で単独レギュラー出演を獲得した。お茶の間に彼らの名前が広まる機会であると同時に、これはメンバーにとって新たな挑戦でもあるだろう。こうしたYouTubeチャンネルや単独でのレギュラー番組出演といった活動を通して、グループの雰囲気だけでなく、彼ら一人ひとりの人柄や魅力が発信されていったように思う。 さて、CLASS SEVENの活動としてはまず、12月3日、4日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催される北山宏光の単独ライブへの出演が決定している。その後はNumber_iやIMP.と同じように、楽曲のリリースも考えられるだろう。IMP.のスタイルを踏襲するのならば、個々のキャラクターを知ってもらう目的として、SNSやYouTube、ファンクラブを通した発信も随時行われていくかもしれない。 CLASS SEVENが今後どのような動きを見せてくれるのかは、現時点では未知な部分が多い。ただひとつ言えるのは、彼らが行く先には、自分たちらしさを貫き、独自の道を切り拓いていった先輩たちがいること。 憧れや尊敬という感情をも武器にして、CLASS SEVENらしいやり方を見つけながら活動してほしいと思う。TOBEから新たに羽ばたいていく7人に注目だ。
かなざわまゆ