走っていたら股関節が…最後までかなわなかった都大路に出る夢 それでも駅伝の強豪校3年生が見つけた「天職」 裏方に回って気付いたこと
想像できなかった今の自分、それでも
3年間で都大路は1度も走れなかった。入学時には「マネジャーをやっている自分は想像できなかった」。けれども今はチームをまとめることが楽しく、マネジャーは「天職」と断言できる。「走れなくなって良かったとは思わないけど、走っていた時より今の自分の方が生き生きしている」と感じている。
ゴールで仲間を待つ
メダル獲得が目標。武田さんは当日、1区の選手に付き添い、ゴールのたけびしスタジアム京都でアンカーを待つ予定だ。窪田舞主将(3年)は「悠華にメダルをかけてあげたい」と気合十分。武田さんは仲間の力走を心から願っている。