ASKA「娘もかなりの刺激を受けたみたい」娘・宮﨑薫と共演したデイヴィッド・フォスターのコンサートを振り返る
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)。「Blue Ocean Professional」のコーナーでは“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方々をゲストに迎えて、お話を伺います。今回のゲストはミュージシャンのASKAさん。ここでは、2024年6月に開催され、ASKAさんも出演されたコンサート「HITMAN David Foster & Friends ASKA, Katharine McPhee, Pia Toscano, Kaoru Miyazaki」を振り返りました。
◆親子で影響を受けたデイヴィッド・フォスターのステージ
住吉:前回ご登場いただいたときには、セリーヌ・ディオン、マドンナ、マイケル・ジャクソンなどの作品でも知られる名プロデューサーのデイヴィッド・フォスターさんとのジョイントコンサートのお話を伺いましたが、なんと今年6月に2度目の共演が実現したそうですね? ASKA:デイヴィッド・フォスターは、以前から「DAVID FOSTER & FRIENDS」というワールドツアーをやっていて、それを僕が観に行っていたんです。最初にお会いしたときに「FRIENDSに入れてください」と自分から言って、それが今回、実現した形になります。 住吉:まさにASKAさんが“ゲスト=FRIENDS”としてご出演されたコンサート「HITMAN David Foster & Friends ASKA, Katharine McPhee, Pia Toscano, Kaoru Miyazaki」では、オーディション番組「アメリカン・アイドル」出身のキャサリン・マクフィーさん、ピア・トスカーノさん、そして(ASKAさんの)娘さんの宮﨑薫さんといった女性シンガーの方々と共演されたそうですが、ステージはいかがでしたか? ASKA:アメリカの音楽の層の厚さっていうのかな、キャサリンもピア・トスカーノも、歌を芸術にしていく力をお客さんにまざまざと見せつけているな、と感じましたね。娘の薫も(このステージで)かなりの刺激を受けたみたいで、ここに来て、さらにシンガー熱が高まったように感じます。 住吉:ASKAさんご自身も十分にベテランでいらっしゃいますけども、今回のようなステージに立つと刺激を受けますか? ASKA:僕も刺激を受けました。なんといっても、デイヴィッド・フォスターのお客さんの心をつかむ包容力、エンターテインメント力って……なんていうか、隙間がないんですよ。 本人はそんなつもりはないんでしょうけど“間”まで計算しつくされているような、一度つかんでしまったら離さない空気感というか。それって、エンターテイナーとして持っていなければいけないものだなって感心しながら観ていました。 住吉:それは生で共演しないと感じ取れないというか、言葉で教わっても分からないことですよね。 ASKA:あの人ならではですね。 (TOKYO FM「Blue Ocean」放送より)