娘が「家賃4万円の風呂なしアパートに住む」と言っています。近くに銭湯があるようですが、女の子なので心配です。親として家賃を出してでも、ほかの物件に住まわせるべきでしょうか?
シェアハウスや家賃の援助も1つの手段
解説したように、毎日の入浴コストを考えると風呂なし物件はさほど得ではないケースもあります。あと1~2万円プラスすれば、同エリアで風呂つき物件が見つかる可能性もあります。子どもが学生もしくは新社会人で生活が厳しい間は、家賃を補助してあげてもよいでしょう。 また、シェアハウスなら4万円前後で借りられる可能性もあります。浴室は共有のケースもありますが、銭湯に行くよりは経済的で防犯面からも安心です。
家族でよく話し合って決めよう
風呂なし物件に住む場合、銭湯に通うために入浴コストが高くなります。結果的に風呂つき物件に住むほうが安く済むケースもあるでしょう。また、銭湯に通うために夜の外出が増えると、防犯上のリスクも高まります。子どもの意思も尊重しつつ、親が家賃を補助する、女性用の安いシェアハウスを探すなどの案を提案してみてはいかがでしょうか。 出典 公益財団法人不動産流通推進センター 不動産業統計集(3月期改訂) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部