売上高日本一を誇る「北海道物産展」始まる 第60回記念・北海道の魅力たっぷり! 鹿児島市
鹿児島テレビ
2024年もこの季節がやってきました。 今回で節目の60回目を迎えた北海道物産展が、6日から鹿児島市の山形屋で始まりました。 全国1位の売り上げを誇る「北海道物産展」。その魅力とは? 庄村奈津美記者 「午前9時45分を回ったところです。開館を前に、北海道物産展を楽しみにしている皆さんで長い列ができています!」 約350人が待ちわびる中、午前10時前にオープン。会場はあっという間に賑わいを見せていました。 今回は60回記念に合わせ、各店舗、特別な商品が並びます。 ふわっふわのカニが目を引くカニづくし弁当に、 「これぞ、北海道」と思わせてくれる海鮮が、今回は豪快な仕上がりに! また、北海道にあるりんごの町、余市からは“アップル倍”がお目見え。 いつもの大きさよりも2倍のアップルパイは60回の記念商品で、1日60個限定。 有機栽培で育てた甘くてジューシーなりんごも店頭に並びます。 今回は1号館6階のメイン会場を中心に、6つの会場で115の店が2700品を販売。 会場を訪れたお客さんも、早速、お目当ての商品を買い求めていました。 買い物客 「鹿児島にはない北海道のカニを食べたいなーと思って」 「ついつい、一番高いお弁当を買ってしまった」 Q.きょうの予算は? 「5万円持ってきた」 新しい物はもちろん、これまでの味を買い求めるお客さんの姿も。 買い物客 「毎年楽しみにしている」 Q.きょうの予算は? 「5000円くらい。そんなに高くは」 この北海道物産展では「試食」も楽しみの一つ!ではないでしょうか。 味を実際に確かめながら商品を買えるのも北海道物産展の魅力です。 そこで、私も・・・・ 庄村奈津美記者 「麺が卵のちぢれ麺で、ちょっと黄色い麺です。なんだか後味がまろやかです」 北海道ではおなじみの「味噌ラーメン」。札幌のお店では行列が絶えない人気のラーメン店が初出店。 職人こだわりが楽しめる一杯です。 このように、今ではすっかりおなじみになった北海道物産展。 実は毎回のように売上高は日本一なんです。 1978年に初めて日本一を獲得すると、年々売上げを伸ばしていき、2018年には過去最高の約11億1000万円を記録しました。 コロナ禍での休止が明けた2021年以降も3年連続で日本一を飾るなど、業界では“お化け催事”と言われるほど注目の物産展です。 6日は60回目の節目ということもあり、オープン前には北海道から副知事が訪れ、出展者たちを激励していました。 北海道・三橋剛副知事 「この物産展は鹿児島と北海道の絆。北海道を鹿児島の皆さんに知ってもらう大きな役割だと思っている」 これまで30年近く山形屋に出展しているという店主も鹿児島での開催には強い思いもあるようです。 木の屋・吉野康司さん 「日本で一番活気があり商品が売れる催事に出られていることにプライドを持っている」 「ここに呼んでもらっている間は自分はまだ頑張れるかなと思っている。最高のブランドですね、ここは」 山形屋 食品統括部長・山口政博さん 「『ザ・定番』の北海道と『新』北海道。食べて飲んで(お店の人と)お話をしていただいて、ピクニック気分で来てもらえたら」 鹿児島県民に愛され、出展者に慕われる「北海道の物産と観光展」は、期間中、店舗を入れ替えながら11月26日まで鹿児島市の山形屋で開かれます。
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