勝負メシは「肉」+富富富 ウエイト村上選手、五輪壮行会で決意
パリ五輪ウエイトリフティング日本代表選手団の壮行会は7日、東京・高輪の品川プリンスホテルで開かれ、富山市出身で102キロ超級に出場する村上英士朗選手(28)=いちご=が「日本新記録、メダル獲得に向けて頑張る」と決意を語った。報道陣に「勝負メシ」を聞かれた村上選手は肉とし、富山米「富富富(ふふふ)」を持っていくとあらためて強調。「お肉とご飯があれば最高」と笑顔を見せた。 壮行会には日本ウエイトリフティング協会の関係者らが出席。村上選手は「『タンク村上』こと村上英士朗です」と自己紹介し、「精いっぱい命懸けで戦いたい」と述べた。 五輪の予選は連戦でけがも多かったが、コンディションは順調によくなっているという。2021年の東京五輪では代表入りを逃し、悔しい思いをしただけに「パリでは一番いい記録を出してメダルを取る。ウエイトリフティングの力強さと美しさを伝える」と力を込めた。 勝負メシについては「やっぱり肉が好き。肉をいっぱい食べたい」と話した。さらに「富富富という富山県のブランド米があるので、それのレトルトを持っていく」と語り、肉と富富富でパワーを付けて大舞台に臨む考えを示した。 村上選手が出場する102キロ超級は8月10日午後8時半(日本時間11日午前3時半)から行われる。日本ウエイトリフティング協会の砂岡良治会長は「気は優しくて力持ちの目立ちたがり。パリで暴れまくってほしい」と期待した。