パリ五輪フェンシング金メダリスト・飯村一輝がコント初挑戦 堂々〝金メダル級〟の出来栄え 「五輪を経験したので、あれ以上の緊張はない」
パリ五輪フェンシング男子フルーレ団体金メダリスト・飯村一輝(20)が12日、千葉市中央区の千葉県教育会館で、厚生労働省と同県が主催のイベント「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動千葉大会」に出席。お笑いコンビ「インポッシブル」のえいじ(40)とひるちゃん(38)とともに自身初となるコントに挑戦した。 インポッシブルのほかに「おかずクラブ」のオカリナ(40)とゆいP(38)、「ジェラードン」のアタック西本(37)とかみちぃ(37)も登場。3組は薬物乱用のきっかけとなる事例をコントで紹介。おかずクラブはダンスボーカルグループ「OWV」の本田康祐(29)、ジェラードンもOWVの浦野秀太(27)、インポッシブルは飯村とそれぞれ組んでコントに挑戦した。 飯村は「薬物は、名前を変えて近づく!」をテーマにコントに奮闘。初めてとは思えないほど堂々とやりきり、場内から大きな拍手を受けた。イベント後、報道陣から緊張しなかったのかと聞かれると「オリンピックを経験したので、あれ以上の緊張はないかなと思う」と胸を張った。事前にインポッシブルと練習し「台本をちゃんと読み込んで、お二人と話しながら進めたので成功した」と感謝した。 飯村の〝金メダル級〟のコントに、インポッシブルも「落ち着いていた。おれたちがドキドキしていたが勇気づけられた。飯村さんは〝兄さん〟だと思った」と感心した様子だった。
中日スポーツ