「ユヴェントスでCL優勝したい。デル・ピエロらに感謝」ヴラホヴィッチがクラブ愛を語る
ユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチはレガ・セリエAのインタビューに応じ、クラブ愛などを語った。 2022年1月にフィオレンティーナからユヴェントスに加入したヴラホヴィッチ。難しい時期もあったが今季もセリエA25試合で15ゴールを奪うなどエースとして活躍しているが、加入当初を振り返りつつ、これまでのユヴェントス生活で最高の瞬間を明かした。 「どの選手にとっても、カルチョが全てだ。それが僕らの人生であり、自分の頭の中にある唯一のことなんだ。トリノへやって来たことは、僕にとって大きな変化だった。でも、初日からまるで自宅のように感じられたよ。ユヴェントスでの最高の瞬間は加入した初日、ファンやチームメート、スタッフと出会った時のことだ。それからアリアンツ・スタジアムのデビュー戦で初得点を挙げた時もね」 「(ジョルジョ)キエッリーニや(レオナルド)ボヌッチとプレーできて幸運だった。僕の適応を大きくサポートしてくれた。それから(ジャンルイジ)ブッフォンや(アレッサンドロ)デル・ピエロ、(クラウディオ)マルキージオらとも話をし、ユーヴェの一員であることの意味を教えてもらった。サポートしてくれたみんなに感謝している。このチームの選手であることを誇りに思うよ」
■「結局はファンのためなんだ」
そんなヴラホヴィッチは、ユヴェントスでチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得することを願っているという。さらに、ファンに対する思いも明かした。 「僕は長くここに残りたい。ユヴェントスでのCL優勝を夢見ている。ハードにトレーニングへ取り組み、あの大会を制覇できるよう全力を尽くすつもりだ。ファンに多くの喜びをプレゼントできるよう願っている」 「僕らがプレーしているのは自分たちのため、家族のため、友人のためでもあるが、結局のところ、ファンのためにプレーしているんだ。ファンはどこへでも僕らについてきてくれて、一緒に喜び、泣いてくれる。ファンの情熱を感じ取ることは大切なんだ」 「みんなが僕らに注目し、何か特別なことを期待している。僕らを見て、日常生活の悩みを忘れようとしていることもあるだろう。責任感を感じる一方で、喜びでもある。ただ、僕ら選手は、みんなと変わらない普通の人間なんだ。ピッチにおいても、ある種の気品とエレガントさをもって、全員に対して礼儀正しく振る舞うべきだろう。この街でこのクラブのためにプレーしていると、いろんなことを学ぶことができる。みんなに感謝したい」