公明代表、政治資金の透明化訴え 補選結果「謙虚に受け止め」
公明党の山口那津男代表は2日、東京都内で街頭演説し、自民党派閥パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正により、政治資金の透明性を高める必要があると訴えた。自民全敗に終わった衆院3補欠選挙に触れ「民意を重く、謙虚に受け止め、透明性強化へさらに一歩進めるべきだ」と述べた。自民に歩み寄りを呼びかけた形だ。 公明は自民と規正法改正に関する実務者協議を継続中で、大型連休明けの合意を目指している。パーティー券購入者の公開基準引き下げや、政策活動費の使途公開などで主張に隔たりがある。 山口氏は規正法に関し「今国会で幅広い合意を形成し、法改正を成し遂げたい」と強調した。
