料理家・栗原はるみ「おかずやお弁当にもなる」気軽なおつまみレシピ
日々の食事の中で、たくさん食べたいのが野菜。料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号は、気軽にたくさん食べたい「野菜料理」の特集です。 【写真】77歳の料理家・栗原はるみが元気でいるために毎日食べている4つの食材と食べ方 寒い季節に作りたくなる、野菜がメインの煮込み料理や、簡単でびっくりするほどおいしいドレッシングや副菜、おやつ、そして残り野菜を使った料理も紹介しています。 定番から気楽なものまで、意外な野菜のおいしさに出合えるはず。 今回は、最新号の別冊『おかずにもなる、お酒のおつまみ』より、普段のおかずやお弁当にも使える便利なおつまみレシピを3つ、ご紹介します。
(1)手羽中のマヨネーズ焼き
焼いているそばから香ばしい香りが漂い、つまみ食いをしたくなるほど。 好みで七味唐辛子をふっても。 ほかの肉やちくわ、キャベツなどの野菜でもおいしくできます。 ⚫︎材料(作りやすい分量)手羽中…9本 マヨネーズ…大さじ3 七味唐辛子…適宜 ⚫︎作り方(1)手羽中は縦半分に切り、水けをよくふく。 (2)ボウルに(1)を入れ、マヨネーズを加えて全体にからませる。 (3)フライパンに(2)を入れ、皮目を下にして並べ、中火にかける。しばらく動かさずにじっくりと焼き、こんがりと焼き色がついたら返して全面を焼き、中まで火を通す。 (4)器に盛り、好みで七味唐辛子をふる。
(2)さば缶のキムチ鍋
煮立ったお湯に汁けをきったさばを入れて、具材を加えて煮るだけ。 食感がなくなるので煮すぎないように、野菜に火が通ったら完成です。 さばのだしがきいたさっぱりした鍋で、豆腐やご飯、お餅を入れても。 ⚫︎材料(1人分)さば缶…1缶(固形量150g) 長ねぎ…½本 えのきたけ…¼袋(50g) 白菜キムチ…適量 水…カップ1½ 薄口しょうゆ…少々 塩…少々 ⚫︎作り方(1)さばは缶から出して、汁けをきっておく。 (2)長ねぎは斜め薄切りにする。 (3)えのきは根元を切り落とし、軽くほぐす。 (4)小鍋に分量の水を入れて火にかけ、煮立ったらさばをかたまりのまま入れる。再び煮立ったら長ねぎとえのき、キムチを加えて煮る。キムチの汁も加え、味をみて薄口しょうゆや塩でととのえる。 (5)熱いうちに鍋のまま食卓にのせていただく。