【プレイバック'14】山里亮太&田中卓志が『明石家サンタ』に電話した〝惨敗合コン〟一部始終
10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る【プレイバック・フライデー】。今回は10年前の’14年1月24日号掲載の「山里亮太&田中卓志のXマス合コン→撃沈のポカン顔」をお届けする。 【イブの夜なのに】合コンで女子に帰られて思わずアンガ・田中は…… 今や超売れっ子となり、プライベートでも幸せな生活を送る『南海キャンディーズ』山里亮太(当時36)と『アンガールズ』田中卓志(当時37)が、まだ今ひとつイケていなかった頃の貴重なエピソードだ。 ◆「変態同士だ~よね~」で女性陣ドン引き 《『イブに合コンしたんですけど、女の子が1時間で帰っちゃったんですよ!』 ’03年の暮れ、クリスマスイブ恒例の深夜の生番組『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー』(フジテレビ系)で、生放送中に告白していたのは、『南海キャンディーズ』山里亮太(36)と、「アンガールズ』田中卓志(37)だ。この夜、2人は番組が始まるほんの数時間前まで、一緒に美女たちと合コンしていたという。しかし、あえなく玉砕。悲痛な思いを生電話にぶつけていたのである。》 実は本誌はその合コンの一部始終を目撃していたのだった。 イルミネーションで彩られた東京・丸の内。1台のタクシーから颯爽と降りてきたのはキャップを目深にかぶった山里だった。1軒の居酒屋へ向かった彼は店の奥にある個室へと入って行く。 「や~ま~ちゃ~ん!」と部屋から聞こえてきたガラガラ声は田中だ。複数の女性の声も聞こえる。どうやら山里以外は全員そろっていたようだ。かくしてイブの夜の〝勝負の合コン〟の火ぶたは切られたのだった。 出だしは順調だったようで、部屋からはずっと女性たちの笑い声があがっていた。ルックスはさておき、お笑い界の第一線で活躍する2人が揃っていて楽しくないわけがないのだ。これはお持ち帰りもあるかもと湧き立つ本誌記者&カメラだったが、思わぬ展開が待っていた。当時の記事を引用する。 《すると空気も和み、田中が気をよくしたのか、 「オレって何型だと思う?」 と、もったいつけるように、自分の血液型当てクイズを始める。一人、突っ走る田中。やがて、 「変態同士だ~よね~」 女性の中に、自分と同じ血液型がいたのか、田中は強引なアプローチ。非モテ芸人の暴走に「アハハハ」と、女性陣の乾いた笑い声が響いた……。》 そのわずか数十分後、山里と田中、もう1人の男性が姿を見せた。だが、一緒に出てきた女性2名は微妙な距離をとる。よくみると女性の1人はTBSの江藤愛アナ(当時28)だ。「ありがとうございましたぁ」と、二次会の「に」の字を出す間もなく、そそくさと女性たちは帰って行ってしまったのだった……。 手を振りながらも呆然と見送るばかりの男性陣。イブの丸の内をさまよったあげく、仕方なく男たちは3人でカラオケボックスへと入って行ったのだった──。 当時は「非モテキャラ」らしく、期待を裏切らなかった2人だが、その後の活躍はご存じのとおり。 山里は’19年6月になんと女優・蒼井優(38)と結婚。’22年8月には女児が生まれたことを発表した。仕事も絶好調で、’23年4月には『スッキリ』(日本テレビ系)の後番組である『DayDay.』のMCとなり、すっかり日テレの朝の顔となっている。 一方の田中も’22年に冠番組『呼び出し先生タナカ』などで活躍中。’23年1月に一般女性と結婚、長かったおひとり様生活に別れを告げた。 今やこの当時のことは2人にとっても笑い飛ばせる〝ネタ〟となったに違いない。
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