<キャンプ練習試合速報>オコエが藤浪から先制タイムリーを放つ!
プロ野球の阪神対楽天の練習試合が20日、沖縄・宜野座で行われ、阪神の先発、藤浪晋太郎と楽天のドラフト1位、オコエ瑠偉の注目対決が、2回に実現した。 一死一、三塁のチャンスで、「8番・センター」のオコエに打席が回ってきた。サインを勘違いしたのか、最初バントの構えをしたオコエだったが、ボールカウント1-0からの2球目。真ん中低めの151キロのストレートをバットを少し短く持ってコンパクトに打ち返すと打球はセンター前へ。勝負強く先制点を叩き出した。 オコエは一塁ベース上で白い歯を見せた。梨田監督が「持っている」と表現するように、オコエは実戦タイプなのかもしれない。オコエのタイムリーが引き金になって、楽天打線が爆発。この回、阪神の守備のミスも手伝って打者一巡、一気に6点を奪った。 3回にもオコエは、二死走者無しで藤浪と対戦したが、初球の外寄りのストレートをひっかけてサードゴロ。藤浪はこの回でマウンドを降りたが、昨季、14勝7敗で奪三振タイトルを奪っているトップクラスの藤浪からタイムリーを放ったことは、開幕1軍を狙うオコエにとって大きな自信につながりそうだ。