『今日好き。台北編』わかきせカップルインタビュー 「初日で気持ちは絞り切っていた」
現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。11月13日に最終話を迎えた『台北編』では、きせき(林奇跡)×わか(吉田羽花)の“わかきせ”カップルが新たに誕生した。 【写真】わかきせカップルの撮り下ろしカット 前々回の『夏休み編2023』より、継続メンバーとして参加したわか。晴れて結ばれた男子とは、初日から不安要素は一切なく、誰もがカップル成立を疑わなかったといえるほど、安定感の一言に尽きる2泊3日を過ごしていた。とはいえ、お互いに別の相手と2ショットを経験しなくてよかったのか? はたまた、2日目に絶叫アトラクションに乗船した際、わかから腕を組まれたときのきせきの心境は? カップル成立後だからこそ明かせる、ふたりの本音を特別にぶつけてもらった。(一条皓太) ・「わかちゃんの腕への意識が99%。バイキングなんてたった1%でした(笑)」(きせき) ーーおふたりの恋愛模様は“安定感”の一言に尽きるばかりで、わりと早い段階からカップル成立の可能性を信じていました。その上で、もっとも印象的だった2ショットを選ぶとすれば? わか:初日夜に一緒にした花火かな。 きせき:同じだね。オンエアで改めて観ても、我ながらドラマみたいなワンシーンだなって思った。 ーー台北の夜、誰もいない線路の上という少し背徳感あるシチュエーション。ちょこんとしゃがんで、膝を付き合わせているおふたりに、多くの視聴者が癒されたと思います。そんなふたりが出会いの2ショットで盛り上がったのが、香水好きという共通の話題。しかもイヴ・サンローランの名作「モン パリ(MON PARIS)」がきっかけとは、日本全国の高校生を探しても絶対に見つからないケースかと。 わか:そんな話もしたよね(笑)。オンエアを観ていて懐かしくなっちゃった。でも、あのときはまだ会話も途切れ途切れで「きせきくん、めっちゃ不思議な人だな」って考えていた気がする。 きせき:初日のお昼は緊張しすぎて、なにを話していたかすら覚えていないくらいだから(笑)。 ーーそこから、2日目のグループ行動ではテーマパークに。一緒に乗った絶叫アトラクションのバイキングで、わかさんは途中思わず、きせきさんと腕を組む形になりました。 きせき:あれはマジでビックリで。それ以上にドキドキもしたけれど。 ーー正直なところ、バイキングの揺れとわかさんの腕は、どちらの方がヤバかったですか? きせき:僕自身は絶叫系も得意なので、船の揺れが大きくても余裕だったんです。それもあって、もう腕の方にしか意識が向かなくて。100%で例えると、わかちゃんの腕への意識が99%。バイキングなんてたった1%でした(笑)。 わか:1%しかなかったのおもしろすぎる(笑)。 ーーバイキング後には2ショットでも仲を深めましたが、何気なく隣同士で座ったときの距離感が近かったのも記憶に残っています。 わか:そうなんですよ。オンエアを観ていて私も気づいて。でも、自然とあの距離感になっていたんです。 きせき:マジで意識しての行動じゃないよね。というか、バイキングの時点で腕を組んじゃっているので。そう考えると、逆に距離が離れているくらいですよ。 全員:(爆笑) ーー間違いないです(笑)。それでいうと、今回は男子からの告白と事前に発表されていましたが、あの時点でもう心を決めていたのでしょうか。 きせき:わかちゃんに対する気持ちを固めたのは、その後のディナーのときですね。2ショットもしていないし、きっかけらしいきっかけもなかったんですけど、隣同士で会話をしているだけで、もう自分のなかでは確信が生まれていて。完全にフィーリングでした。 わか:実は、私の方は初日の花火の時点で、ほとんど気持ちを絞り切っていたんです。2日目以降はずっと「あぁこの人、やっぱりいいなぁ~」って思っていただけ。でも、最終日まで本当にずっと一緒だったよね。 ーー次の質問は、おふたりの不仲を望んでのものでないと強調した上で聞かせてください。お互いに対する気持ちを確かめるためにも、ほかメンバーと2ショットをせずでよかったのでしょうか。 きせき:それこそ初日は、ほかの子とも話してみようかなとは考えていました。ただ、わかちゃんに対する想いが、それよりも早く大きくなっていって。すでに関係値も高くなっているペアのところに、自分が急に割り込んでいくのも感覚的に「違うな」って思ったことも理由のひとつにはありますね。 わか:私もそう。第一印象ではきせきくん以外にも気になる子がいたけど、ふたりでたくさん喋るうちに「やっぱり、この人しかいないな」って感じられるようになったから。ふたり揃って、そう考えるタイミングも似ていたんだね。 ・「私たちって、周りの人たちよりもどこか落ち着いているよね」(わか) ーーおふたりはともに東京在住とのことで、全国から高校生が集まる『今日好き』には珍しく、いわば“近キョリ恋愛”となります。お付き合いをするなかで、どのくらいの頻度で会いたいですか? きせき:この質問をされて、そういえば考えたことがなかったことに気がついたわ……。オレは2週間に1回かな。 わか:どのくらいだろう。月1? 私は自分の時間もほしいけど、会いたいときに会うのが理想かも。 きせき:そうだね。これから決めていこうか。 ーー都内でデートをしたい場所は? わか:映画館に行きたいです。あ、“話題作”だったよね? きせき:そうそう。話題の映画を追うのが好きで、とにかく流行に乗り遅れないようにしているんです。だから、わかちゃんとも一緒に行ってみたくて。 ーーまだ初々しいカップルであれば、恋愛映画の方が望ましいかもしれませんが、最近ですと『ゴジラ-1.0』が話題作ですね。 きせき:あれ、あの映画って話題作ですか? ーーかなり人気を集めているかと。 きせき:ヤバい、まだ観てないや。 わか:乗り遅れてるじゃん(笑)。 ーー少し遡ると『君たちはどう生きるか』なども。 きせき:観ていないですね。『ジブリ』作品はそこまで詳しくなくて……。 わか:ウソでしょ!? 観た方がいいよ。本当に感動するよ! ーーいまのところ、話題作マニアらしからぬ展開ですが大丈夫ですか? きせき:あはははっ(笑)。 わか:もう上映終了しちゃったけど、『MEG ザ・モンスターズ2』が配信されたら観ようよ。前からこの映画が好きなんだよね。 きせき:怖いやつじゃん。人喰いザメ? わか:そう。でもおもしろいよ! きせき:一応、ホラー映画も観られるよ。普通にビックリはしちゃうけど。 ーー今度は、きせきさんがわかさんの腕を掴む展開もありそうですね。 わか:それは笑えるし、逆にあるかも(笑)。 ーーところで『台北編』オンエアにあたり、『今日好き』公式Instagramでは、おふたりのMBTI診断の結果が紹介されていました。それぞれ、きせきさんは論理的ながら少し変人さが垣間見えるENTP(討論者/紫)、わかさんはフレンドリーで、いわゆる“コミュ力”も高いENFP(運動家/緑)に該当するようですね。 きせき:わかちゃんがENFPなのは納得。いろんな人と仲よくなれるイメージだし、学校での友だちも多そうだよね。自分のENTPとも相性がよさそうでよかった。 ーーおふたりの違いは、判断の仕方が思考型(T)か、直感型(F)かの一点のみですね。実際のところ、お付き合いをしていくなかで、お互いに似た性格だと感じた部分もあるのでしょうか。 わか:私たちって、周りの人たちよりもどこか落ち着いているよね。あと、波長が合う。 きせき:ふたりとも穏やかだよね。実は静かだし。 わか:いや、きせきくんは喋るときはめっちゃ喋る。ゲームやアニメの話題が強いよね。私も最近は『ブルーロック』が好きだよ。 きせき:そうそう。いわゆる女の子らしいメイクの話題とかには弱いんですけど、好きなものについてはたくさん喋っちゃう。オレのおすすめは『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』かな。マジでおもしろいから絶対に観た方がいいよ。あとで詳しく語るね。 ーー(笑)。すでに関係円満なおふたりですが、今後も仲よく過ごすために必要だと考えていることはありますか。 わか:相手への思いやりを忘れないこと。 きせき:モヤモヤした気持ちはすぐに伝えること。自分のなかに溜め込まない。 ーーなるほど。最後になりますが、2023年のうちにしたいことは? きせき:わかちゃんの誕生日が12月26日で、クリスマスの翌日なので、お祝いをしたいなと思っています。 わか:ホントに言ってる? きせき:……思います! わか:思っているだけね。でも期待しておきます(笑)。 ーー誕生日とクリスマスが近い方は、お祝いやプレゼントもひとつにまとめられがちですが、わかさんのおうちはいかがでしょう。 わか:うちは誕生日もクリスマスも別々でした。 きせき:じゃあ、オレもそうするしか……。 わか:あ、全然バラバラじゃなくていいよ!(笑) ーーここでもまた、ENFPらしい思いやりが発揮されました。 きせき:もうね、そういうところが素敵なんです。いつも本当にありがとう!
一条皓太