琴桜、出稽古の王鵬、錦木らと連続12番を全勝 初Vへ「やることは変わらない」
大相撲の大関琴桜は3日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋で、同部屋の琴勝峰、出稽古に来た王鵬、錦木と12番続けて相撲を取り全勝と力を見せた。名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)で初優勝を狙う26歳は「やることは変わらない。しっかりそこに向かってやっていく」と意気込みを示した。 気象庁によると、名古屋市内の気温は午前7時の時点で早くも25度を上回り、10時には30度を超えた。佐渡ケ嶽部屋の稽古場は屋根付きで屋外にあり、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は幕下以下の稽古中、何度も力士たちに水分を取るよう呼び掛けていた。 稽古を終えた琴桜は「これまで朝は過ごしやすかったけど、今日はとびきり暑かった。(水分を)飲んだ分が延々と噴き出る」と汗びっしょり。厳しい暑さとうまく付き合いながら初日に向けて準備を進めていく。