コースコンディション不良のためサスペンテッドになり引き揚げる藤田さいき（撮影・会津　智海）

　◇女子ゴルフツアー　アース・モンダミン・カップ第2日（2024年6月21日　千葉県・カメリアヒルズCC　6688ヤード、パー72 ） 　降雨によるコースコンディションの不良のためサスペンデッドとなった。1組しかホールアウトできず、139人が第2ラウンドの残りをあす第3日に持ち越した。藤田さいき（38＝JBS）が14ホール、高橋彩華（25＝東芝）が11ホールを終え通算8アンダーで暫定首位に並んでいる。 　大会は23日の最終日に競技を終えられなかった場合に備え、24日に予備日を設けている。 　藤田さいきが2番で9メートルを沈めるなど4バーディーを奪い14ホールを終えて首位に並んだ。「雨の中、めちゃめちゃしのいでプレーしていたかなと思います」。38歳のベテラン。今季はRKB×三井松島レディースで2位に入るなど好調をキープしている。「アプローチとパットが良いのかな」。最終日の23日も雨予報で24日の予備日まで試合が長引く可能性もあるが「体力？それは分からないですけど、上手にやるしかないですね」と話した。 　≪最終日も雨予報…≫第2日の競技がサスペンデッドとなり選手にとっては頭の痛い問題が浮上した。最終日も雨予報のため大会が24日の予備日まで実施される可能性が出てきた。ただ同日は日本女子オープンの予選会が関東圏のゴルフ場で行われる。同予選会にエントリーしている選手は予備日開催となった場合、高額賞金かメジャーの出場権か選択を迫られることになる。20年大会は予備日に実施されているだけに天候次第でどうなるか、関係者の対応が注目される。