「カキフライ定食」や「天ぷら定食」など食べた38人が食中毒 一部の人からノロウイルス検出 飲食店に3日間の営業停止命じる 兵庫県
兵庫県小野市内の飲食店が製造した弁当などを食べた38人が下痢や嘔吐など食中毒症状を訴えていて、一部の人からノロウイルスが検出されたということです。県は飲食店が調理・製造した食事を原因とする食中毒と断定したと発表しました。 県によりますと、1日午後8時半ごろ、「三木市内で勤務する人から2月29日の昼に職場で弁当を食べた複数人が体調不良を訴えている」と県の加東健康福祉事務所に連絡があったということです。 県によりますと、兵庫県小野市にある飲食店「魚商人うろ弘」を2月29日~3月1日に利用した38人が嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えていることがわかったということです。38人は弁当や天ぷら定食、カキフライ定食を食べていたということです。 症状を訴えている人は全員軽症で快方に向かっているということです。 県は症状がある人たちに共通してとった食事が飲食店以外のものがないことから、飲食店での食事を原因とする食中毒と発表しました。 県は飲食店に対して、5日から3日間の営業停止を命じていますが、店は4日より自主休業しているということです。