「インサイド・ヘッド」ライリーの夢の製作スタジオを描くアニメシリーズ、12月11日配信
第88回アカデミー長編映画賞に輝いた「インサイド・ヘッド」、アニメーション映画として歴代No.1ヒットを記録した「インサイド・ヘッド2」から、新たに誕生した全4話構成のアニメシリーズ「『インサイド・ヘッド』の世界より ライリーの夢の製作スタジオ」が、12月11日から、ディズニープラスで独占配信されることが決定。また、ピクサー・アニメーション・スタジオ史上初となるオリジナルアニメシリーズ「ウィン or ルーズ」は、2025年2月19日に独占配信がスタートすることも明らかになった。 【フォトギャラリー】アニメ映画として世界興行収入歴代No.1を樹立した「インサイド・ヘッド2」 ●「『インサイド・ヘッド』の世界より ライリーの夢の製作スタジオ」予告編公開 少女ライリーの頭の中の感情たちの世界を描いた「インサイド・ヘッド」シリーズ。今夏に公開された「インサイド・ヘッド2」は、高校入学を控え、頭の中にシンパイ率いる“大人の感情”が現れたライリーが、感情の嵐に振り回される姿を描き、世界中で共感を呼んだ。興行面では「アナと雪の女王2」を超えて、アニメ映画として世界興行収入歴代No.1を樹立。日本では24年公開の洋画として、初めて興収50億円を突破する大ヒットを記録している。 そんな大人気シリーズから生まれた新たな物語が、「『インサイド・ヘッド』の世界より ライリーの夢の製作スタジオ」。「インサイド・ヘッド」にも登場した、ライリーの頭の中にあり、眠っている間に見る“夢”を製作するスタジオを舞台にした、全4話構成のアニメシリーズだ。 スタジオの名監督であるポーラは、ライリーの成長に合わせた夢の製作に行き詰まり、キャリアを見つめ直す必要に迫られる。そこで、ヒットを狙う自惚れ屋の監督ゼニとタッグを組むことに。“すばらしい夢”に対するビジョンの違いや意見の衝突を乗り越えて、ふたりはティーン向けの大ヒット作を生み出すことができるのか――? 「ソウルフル・ワールド」の原案・脚本を務めたマイク・ジョーンズが、監督と脚本を手がけている。 あわせて、予告編(https://youtu.be/VOjcrZODzKI?si=CjuIZE7Ga_m2aKiN)が公開され、本物の映画スタジオさながらに、脚本家たちの部屋やセット、特殊効果を担当する技術チームもある夢の製作スタジオで、ヨロコビをはじめとする「インサイド・ヘッド」シリーズの感情たちが、夢の撮影前に発声練習をする姿も描かれている。 ●「ウィン or ルーズ」の配信日が、25年2月19日に変更 ピクサー・アニメーション・スタジオがディズニープラス向けに制作した、映画を原作としない初のオリジナルアニメシリーズ「ウィン or ルーズ」(全8話)は当初、12月6日からの独占配信が予定されていたが、25年2月19日に配信日が変更された。 中学生男女混合ソフトボールチーム「ピクルス」の決勝戦までの1週間を描く本作は、各20分のそれぞれのエピソードで、同じ1週間が選手、その家族、審判など、複数の視点から語られていく。キャリー・ホブソン(「あの夏のルカ」プロデューサー)とマイケル・イェーツ(「ソウルフル・ワールド」ストーリーアーティスト)が脚本・監督、デビッド・ラリー(「リメンバー・ミー」ビジュアルエフェクトを担当)がプロデューサーを務める。 「インサイド・ヘッド」「カールじいさんの空飛ぶ家」「ソウルフル・ワールド」で3度のアカデミー賞に輝き、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務めるピート・ドクターは、配信が決定した2作品について、それぞれ「第1作(『インサイド・ヘッド』)で私たちが大好きだったライリーの夢づくりをさらに掘り下げ、ジョークと楽しさの宝庫を提供してくれます」「大胆で想像力豊かなストーリーテリング、大爆笑のユーモア、そして誰もが共感できるキャラクターという、ピクサー・アニメーション・スタジオのすばらしさをお見せできる、初の試みとなる大型のテントポール・シリーズだと考えています」と、コメントを寄せ、確かな手応えと自信を示している。