「電話でお金の話が出たら詐欺と疑って」詐欺被害防止へ 子どもが防犯学ぶ<岩手県>
高齢者に詐欺に気を付けるよう孫の世代の子どもたちから呼びかけてもらおうと、6月11日に岩手県矢巾町の保育園で防犯教室が開かれました。 紫波警察署が開いた防犯教室には、煙山保育園の3歳から5歳までの園児65人が参加しました。 会場には矢巾町のマスコットキャラクター「わたまろくん」なども駆けつけ、子どもたちと一緒に勉強しました。 ステージでは警察官が「電話でお金の話が出たら詐欺だと疑うこと」や「国際電話からの着信には出ないこと」を伝えていました。 警察によりますと、著名人を装い嘘の投資話を持ち掛けたりする「SNS型詐欺」の被害が全国で急激に増えているということです。 県内では「特殊詐欺」と合わせて2024年1月から5月末までに36件発生し、被害総額は約2億円に上っています。 警察では子どもたちに「おうちの人に詐欺に遭わないように呼び掛けて」と協力をお願いしていました。
岩手めんこいテレビ