【RISE】メインのタイトルマッチが消滅…この危機に4人の勇者が名乗りをあげ“漢気トーナメント”を開催、優勝賞金100万円
2024年4月21日(日)東京・後楽園ホール『RISE 177』の対戦カードが変更となった。 【写真】大会のイメージビジュアルは燃える瞳 当初メインイベントで決定していたRISEウェルター級(-67.5kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長R、王者・中野椋太(誠至会)vs.同級2位・稲井良弥(TARGET)は、稲井が「左裂孔原性網膜剥離」によりドクターストップで欠場のため中止に。稲井は視力が急激に下がり、病院で診断を受けたところ「左裂孔原性網膜剥離」であることが判明したという。 このメインイベント消滅の危機に「4人の勇者が名乗りをあげた」(伊藤隆RISE代表)ことにより、急遽トーナメントの開催が決定。「他にも数名やらせて欲しいとの声もあった」(同)が、スーパーフェザー級のワンマッチとして組まれていた勝次(TEAM TEPPEN)vs.同級7位・岩郷泰成(EX ARES)、髙橋亮(TRIANGLE)vs.パヌワット・TGT(タイ/TARGET)の2試合をトーナメント1回戦として行い、ワンデーで決勝戦までを行う。 「選手が、俺がやってやると名乗り出て来てくれたので、名称はズバリ『漢気トーナメント』としました」と伊藤代表。優勝賞金は100万円を用意し、優勝者にはビッグマッチの出場権も与えるという。「選手の気持ちに応えるべく、それくらい用意しないといけない」(伊藤代表)。 勝次は「トーナメントになるなんて思ってもいなかったので棚ぼたですね! 僕はいつも5Rで闘っていましたし、ワンデイトーナメントも経験してるので本領発揮出来るんじゃないかと思ってます。まずは元々対戦が決まっていた、岩郷選手との試合に全集中します」、対する岩郷は「急に変更になり正直ビックリしてます。決めるのに少し時間は掛かりましたが、出場すると決めた以上圧倒的な強さで優勝して賞金はいただきます。また、僕が優勝すると思ってる人は少ないと思いますが、思ってない人達を見返してやりたいと思います」とコメント。 髙橋は「まずは怪我からの復帰戦をRISEに呼んでいただき感謝しています。この報告を聞いた時は迷わずにYESでした。自分の中で復帰早々にワンデートーナメントという事で、これはチャンスか試練か、神様から試されてるんだろうなと思いました。今大会はもちろん、今後のスーパーフェザー級の顔になっていきます。もちろん圧倒的優勝で!」、パヌワットは「漢気トーナメント! イチバンです! しゃー!」と、それぞれ意気込みを寄せている。 タイトルマッチに関しては「稲井は手術が終わって動けるようになるのに1カ月かかるとのことで、夏までにタイトルマッチが出来たらいいと思います」と、今回実現を予定しているとした。
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