不動産投資は成功するも失敗するも〈物件選び〉次第…「よい不動産」を見極めるポイントとは【マンション・戸建て・アパート/不動産の種類別で解説】
アパートのポイントは「運営のしやすさ」
浅井:アパートの場合、単身者向けのものとファミリー向けのものがあります。空室になりにくく、購入後の運営が楽なので、ファミリー向けのものがおすすめです。 鈴木:ファミリー向けということは、探すときのポイントは戸建てと同じですか? 浅井:アパートでは、玄関のすぐそばにキッチンがある間取りは避け、和室がない物件を選びましょう。接道(せつどう)状況も確認します。地域などのポイントは戸建てと同じです。また、アパートはローンを組むことが多いので、都市計画区域や用途地域、建ぺい率と容積率も確認して、ローンが組みやすい物件を選びましょう。 山田:アパートの場合は、利回りが12%以上のものを選ぶんですよね! 浅井:表面利回りで12%以上を目指します。また、現状も確認して、なるべく空室が少ない物件を選びましょう。 イラスト ©長野美里 浅井佐知子 不動産鑑定士/不動産投資コンサルタント ※本記事は『0からわかる! 不動産投資超入門』(ソシム)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
浅井 佐知子