佐々木麟太郎がデビューから2試合連続打点 バット譲り受けた先輩・菊池雄星に連日の活躍で恩返し
<フレデリック2-6トレントン>◇12日(日本時間13日)◇ナイメオフィールド 有望アマ選手が出場するMLBドラフトリーグで、トレントン佐々木麟太郎内野手(19=スタンフォード大)が12日、デビューから2試合連続打点を挙げた。敵地のフレデリック戦に4番一塁で出場。1回無死満塁、右中間フェンス直撃の先制2点適時打を放った。フルカウントから145キロの真ん中高めのツーシームを捉えた。この後は2三振と中飛で、4打数1安打2打点だった。 守備でも輝いた。2回、投手の後方に上がった飛球へ巨体を揺らして突進。投手と二塁手の間に潜り込むスライディングキャッチを披露した。 MLB公式サイトによると、花巻東高の先輩、ブルージェイズ菊池から、西武時代に安打を打った貴重なバットを譲り受けていた。NPB通算3安打で0本塁打の菊池から「自分を超えるように」と託された。前日の米デビュー戦では2ランを含む5打数2安打3打点。「本塁打を打ったことがない」という先輩を初戦で超えた後も、連日の活躍で恩を返した。