老後生活は30年で「1000万円」程度の不足が生じる!?「リタイア貧乏」を防ぐには?
老後生活は30年で1000万円程度の不足が生じる可能性が! 退職金や年金だけでは賄えない事態に備えておくことが重要
老後生活の平均的な収支を見てみると、1ヶ月で3万768円~3万7916円の赤字となり、同じ状況が30年続くと1107万6480円~1364万9760円の不足が生じることが分かりました。退職金の平均金額は737万円~2432万円ほどであることから、生活レベルや退職金・年金の額によっては老後生活を十分に賄えない可能性があります。 リタイア貧乏にならないために、十分な貯蓄がない場合は退職金を老後資金に充てることを検討できます。長年の労働のご褒美として旅行へ行ったり、住宅ローンの残債を一括返済するために使ったりすると、貯蓄額によってはリタイア貧乏に陥る可能性が高まります。また家賃の低い家への引っ越しや車を手放すなど、現役時代とは生活が変わることを理解したうえで老後生活に備えるようにしましょう。 出典 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況(17ページ) 総務省統計局 家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要(18ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部