【MotoGP】残り5戦 灼熱のインドネシア~春を迎えるオーストラリアの南の島へ舞台移す
◇オートバイレースの世界最高峰MotoGP 2023年シーズンの第16戦 オーストラリアGP(10月20日~22日、オーストラリア・フィリップアイランドサーキット) 【配信】貴重なパドックでのライダーの様子 グリッドでの緊張感を感じられる配信も! アジア・パシフィックラウンドに突入しているMotoGP2023年シーズン。灼熱のインドネシアでのサバイバルレースに続いては、春を迎えようとしているオーストラリア南東部の島、フィリップアイランドでのオーストラリアグランプリです。 7週間で6レースという過酷なスケジュールで競う終盤戦。気温の違い、時差などとも戦うことになります。 MotoGPクラスはインドネシアで、土曜日にスプリントレースを制したホルヘ・マルティン選手(スペイン/ドゥカティ)がフランチェスコ・バニャイア選手(イタリア/ドゥカティ)を抜いて年間チャンピオン争い首位に立ちました。ところが日曜日の決勝レースではマルティン選手が転倒を喫し、13番グリッドスタートのバニャイア選手が絶望的なスタート位置から12人抜きで逆転優勝!タイトル争いで再びトップ浮上とドラマティックな週末になりました。 サバイバルレースで11位だった中上貴晶選手(日本/ホンダ)の残り5戦での好パフォーマンスにも期待したいところです。 Moto2クラスのインドネシアグランプリのレース終了後、小椋藍選手(日本/カレックス)は「直ちに忘れてしまいたいレースのひとつになりました」とチームを通じてコメントしていました。その前の日本グランプリでチームでの1・2フィニッシュを達成していただけに、驚きの低迷ぶりで17位でした。小椋選手は残り5レースでの今季初優勝に挑みます。 Moto3クラスでは佐々木歩夢選手(日本/ハスクバーナ)が18位でノーポイント、タイトル争いで1歩、2歩、後退しました。残り5戦でランキングトップのジャウマ・マシア選手(スペイン/ホンダ)と16P差。佐々木選手自ら「タイトル獲得のためにはミスはなくして最終戦(バレンシア)に持ち込みたい」と話していた通り、取りこぼしは許されない状況。日本人ライダーの軽排気クラス25年ぶりの王者へ黄色信号です。 ▽第16戦オーストラリアグランプリ スケジュール(日本時間) *現地は日本より時計の針が2時間早く進んでいます 10月20日(金) 午前 7:00 Moto3 プラクティス1 午前 7:50 Moto2 プラクティス1 午前 8:45 MotoGP フリープラクティス1 午前11:15 Moto3 プラクティス2 午後 0:05 Moto2 プラクティス2 午後 1:00 MotoGP プラクティス 10月21日(土) 午前 6:40 Moto3 プラクティス3 午前 7:25 Moto2 プラクティス3 午前 8:10 MotoGP フリープラクティス2 午前 8:50 MotoGP 公式予選1 午前 9:15 MotoGP 公式予選2 午前10:50 Moto3 公式予選1 午前11:15 Moto3 公式予選2 午前11:45 Moto2 公式予選1 午後 0:10 Moto2 公式予選2 午後 1:00 MotoGP ティソ・スプリント(13ラップ) 10月22日(日) 午前 7:40 MotoGP ウォームアップ走行 午前 8:00 MotoGP ライダーファンパレード 午前 9:00 Moto3 レース(21ラップ/表彰台後会見) 午前10:15 Moto2 レース(23ラップ/表彰台後会見) 正午 MotoGP レース(27ラップ/表彰台後会見) ▽2023年シーズン 残すは5戦(オーストラリア含む) 10月20日-22日 オーストラリア 10月27日-29日 タイ 11月10日-12日 マレーシア 11月17日-19日 カタール 11月24日-26日 バレンシア