真田ナオキ、新曲「246」で悲願の紅白までアクセル全開を宣言 交流戦好調のヤクルトにも「勢いが出てきた」
演歌歌手、真田ナオキ(34)が大阪市内で取材に応じ、新曲「246」で「紅白を狙う」と宣言。大の野球好きで、ひいきにするヤクルトにエールを送った。 作詞・作曲は師匠の吉幾三で、演歌では珍しい疾走感のある曲で「自分らしい曲をいただきました。『246』コールで会場と一体になって盛り上がれる」。6月3日付のオリコン週間ランキングで第1位を獲得し、スタートダッシュに成功。日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した「恵比寿」から、5作連続での1位獲得となった。 渋谷や横浜などのデートスポットを走り、静岡へと通じる国道246号を舞台にした作品。埼玉出身の真田はほぼ毎日車を運転するというが、「246は知らなくて、ミュージックビデオを撮影するときに、あぁここねって。師匠がデートした思い出が詰まっているんだなって」と照れ笑いを浮かべた。 小学1年から中学1年まで野球に打ち込み、俊足好打の外野手として日本選抜に選ばれるほど。「学校行っても授業中もずっと野球ボール触ってるような子でしたね。常に家の中でもバット振って、何回も壁に穴開けて怒られたりしてました」。遠投で外野フェンスを越える強肩だったが、靭帯を痛めて断念。故野村克也監督が黄金時代を築いたヤクルトに〝本気で惚れた〟という。 自身の新曲とは対照的に今季スタートダッシュに失敗し、低迷するひいきチームだが、交流戦は7勝6敗2分け(13日現在)で4位。「勢いが出てきましたね。塩見選手がいない分、逆に丸山選手とか若手が奮い立っている立ってる部分がある。西川遥輝選手が新加入してくれて、出塁率もいい」と分析。セ・リーグでも首位広島とは6・5ゲーム差とあって、「パ・リーグはソフトバンクと2位日本ハムが7ゲーム差なんで、もう2位と変わらないんだなっていう感覚。今年はどこが優勝してもおかしくない」と、巻き返しを確信した。 7月7日に東京・日経ホール、同17日には兵庫・神戸朝日ホールでライブを開催。「関西でのライブはとにかくにぎやか。『〇〇やんな~』って声をかけられたり。みんなで『246』コールで盛り上がって、その勢いで紅白狙いたいですね」。持ち前の力強いハスキーボイスで、悲願の大舞台までアクセル全開を約束した。