松木安太郎が語る 少年時代と「東京五輪」への思い
2020年、祖父となった松木は7歳になる孫とオリンピックへ
2020年、64年の東京オリンピックを共に観戦した祖父と近い年齢になる松木。偶然だが、お孫さんが2020年には7歳、小学校1年生になるという。あの時の松木少年と同じ年齢に…。 「だから、僕とまったく同じような感じでオリンピックを経験するのかなと思っています。すごくうれしいですね。ただ、僕が見た東京オリンピックでは、強豪国相手に選手たちが必死に頑張っていた、というイメージもありました。そういう時代だったんですね。それが今は日本が世界と肩を並べられるような国になった。新たなジェネレーションの選手たちが日本の新たな形を見せていくオリンピックになると思います」 1964年の松木少年は、早く応援しなきゃとランドセルを揺らしながら小学校から家へ帰っていたという。 「1年生ですから、学校がお昼ぐらいに終わるのでテレビで見ることが出来たんですね。でも、高学年や中学生はきっと見られなかったと思います。2020年は学校を休みにするとか、早退にするとか、出来ればいいんですが(笑)。いや、それだけ日本が国中で応援している雰囲気にしてもいいと思うんですけど(笑)」 2020年、今度は小学校1年生の孫を連れて東京オリンピックを観戦に行くかもしれない松木。自らが祖父という立場になっても、2020年を心待ちにする目の輝きは7歳のときと変わっていない。土曜日深夜の「TOKYO応援宣言」でも東京オリンピックを目指す若い選手たちの活躍を見て“松木節”で番組を盛り上げてくれるはずだ。