【高校野球】昌平が武相にコールド勝ちで初戦突破 2発5打点の山根大翔「ホッとしている」
◆春季関東地区大会▽2回戦 昌平(埼玉)8―0武相(神奈川)=7回コールド=(18日、城南高崎球場) 甲子園初出場を目指す昌平が、武相に8―0でコールド勝利し、初戦を突破した。3番の山根大翔(だいと)中堅手(3年)が本塁打2本で5打点と活躍を見せた。 豪快な一発で流れを引き寄せた。初回無死一、二塁でストレートをはじき返し、先制右越え3ラン。5―0の第4打席の6回にも、甘めのスライダーを捉えるとバックスクリーン右へと運んだ。高校通算23本目は試合を決定づける一発に。県大会では個人として納得のいく結果が出せていなかったことからも、「ホームランとは思ってなかったので入ってびっくり。率直に一番ホッとしている」と笑顔がほころんだ。 4番の桜井ユウヤ三塁手(2年)も5回に本塁打を放つなど、10安打のうち5本が長打と、チームは掲げる”打ち勝つ”野球を体現。さらに投げては先発の古賀直己(3年)が130キロ台の直球やスライダーも交えながら7回3安打12奪三振と快投した。 20日には、準々決勝で東海大菅生(東京)と対戦する。(雑誌『報知高校野球』取材班)
報知新聞社