【からつボート・GⅠダイヤモンドC】まくりの陰に森高あり
<26日・からつボート・初日> 〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉 開幕日のからつは、9~10メートルの追い風が吹くなど水面コンディションは決していいとは言えない条件。当地のセオリーでもある「強い追い風になるとインは弱くなる」の言葉通りに逃げは2本。ドリーム戦では地元の大エース峰竜太も敗れるほどイン受難の一日だった。 また、その追い風で舟が流されることもあって、まくりも2本しか決まらなかった。その2本は土屋智則と森高一真で、ともに3コースからのまくり勝ち。特に森高は、土屋が勝ったレースで2着に入った後の白星。「初日(の成績)はたまたま。出合い頭のようなもん」と謙遜気味に話したが、前半に他選手が演じたレースをそのまま再現したかのような後半の走りはさすがの一言だった。 <2日目の狙い> ▼4R その森高は「この風と水面では分からない」と機力に関しては未知数を強調するが、荒れ水面での2連対2本はパワーもあってこそ。安定板が外れてからも軽快な動きが期待できそう。大外からでも展開を突いて浮上する。1=6―全。 ▼12R 羽野は「後半はペラが合っていなかった。合えば良くなる」と上積みの期待大。伸びる山口の攻めに乗ってアタマまで。4―13―12356。