「国策に協力するなら絶対安全協定書に国の判子を…」2024年9月までに操業予定の「使用済み核燃料中間貯蔵施設」に関する県民説明会 立地自治体の青森県むつ市で開催
2024年9月までの操業を予定している「使用済み核燃料中間貯蔵施設」に関する県民説明会が地元・青森県むつ市で開かれました。 【写真を見る】県民説明会の様子 県民説明会は、中間貯蔵施設の操業に必要な安全協定を県やむつ市が事業者と結ぶ前に行われ、3日は、むつ市民を中心に約110人が参加しました。 この中で、参加者からは最長50年間とされる保管期間が終わったあとに、確実に施設から核燃料が搬出される体制を作るよう求める意見が相次ぎました。 参加した人は 「50年後に再処理工場が動いているところに運ぶという答弁は、どうしてもクエスチョンマークをつけざるを得ないので、担保がとれる状況になってから安全協定を結ぶべき」 「市長・県が国策に協力するなら、絶対安全協定書に国の判子をもらってください。そうしなければ絶対に安全協定に判を押さないでください」 今週末には、むつ市独自の説明会も開かれる予定で、そこでの意見も踏まえて安全協定を締結するか判断されることになります。
青森テレビ