4児の母・辻希美、モー娘。卒業から20年「休むことを知らない体に」 大家族の映像からパワー「私なんてまだまだ」
タレントとして幅広く活動する辻希美。2000年にモーニング娘。のメンバーとしてデビューしアイドルとして一世を風靡したが、卒業から20年経った今、「元モーニング娘。の辻希美」ではなく「YouTuber」として声をかけられることも多くなってきたという。最初は複雑だったと笑う彼女だが、「知ってもらえているだけでうれしい」とも。アイドル卒業から20年となる今年、思うこととは……。 【写真】夫・杉浦太陽にお姫様抱っこされる辻希美
■仕事を何度も辞めたいと思うも「絶対に辞めない」と決めて走り続けてきた 5月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」にシークレットゲストとして出演。「何度立っても緊張した」と話すガルアワのランウェイ後、マイナビニュースの個別取材に応じた。偶然にも、国立代々木競技場第一体育館は辻がモーニング娘。の卒業コンサートを行った場所。ここで、20年間を振り返ってもらった。 「この20年は本当に休みがなかった。いや、きっともっとですね、デビュー当時を含めたら20年以上。モーニング娘。として活動して、卒業して、ソロでお仕事をして、そこから結婚して出産して、母業をして今に至るって感じなので、本当にありがたいぐらい休むことを知らない体になりました。それはそれでよかったなと思える点もありますね。休まず突っ走っていたからこそ、今YouTubeも更新できていると感じていますね。この20年はすっごい学んだ20年。いいことも、悪いことも、いろいろ学びました」としみじみと話す。 さまざまなことがあった20年だが、振り返ってみると「あっという間だった」。しかし、永遠に感じた時期もあったという。 「一番長く感じたのは、長女を出産したとき。出産してから2年くらい仕事を休んでいた時期あったのですが、その時が人生の中で長く感じました。育児が初めての経験だったし、仕事するのとは全く違うので1人でがむしゃらに取り組んでいたんですけど、その2年はすっごい長く感じました」 長女を出産後、長男、次男、三男も誕生。4児のママとなる。休みがない育児に思い悩み、仕事との両立を難しいと感じることも少なくなかったが、何度辞めたいと思っても「仕事を絶対に辞めない」と決めていた。 「何度も辞めたいと思ったし、もう抜け出したいとも考えました。でもそれを乗り越えて頑張ってきたからこそ、今がある。だからもう少し頑張ろう、諦めないでやろうと自分に言い聞かせてここまできた気がします。『辞めたいと思っても辞めない』のは一貫していたかな」と胸を張る。 長女を出産後、仕事復帰と同じ頃に始めたブログもやめずに続けている。「ブログもそうだし、YouTubeもそうですが、SNSはやっていて楽しいだけではなく大変なことがたくさん。むしろ大変なことのほうがいっぱい。やめよう、やめたい、もう嫌だと何度も思ったけど、やめないで頑張ってきたからこそやりがいも感じています。やめないからこそ感じられた楽しいこともあるので、本当にやめないでよかったと心から思っています」