「ステージ4・余命2年」宣告……ママチャリで日本縦断から「どう生きるか」考える80歳
結婚15年目、奥さんの誕生日に旅行に誘ったところ、「明治村に行きたい」と言った奥さん。その目的は、明治42年に建てられた宇治山田郵便局でした。そこでは10年後に配達される手紙を書くことができるそうです。 「何を書いた?」と舟橋さんが聞くと、「ばか」と答える妻……「こっちも『あほ、たわけ』と書いたよ」と言い返す舟橋さんですが、10年後の妻に宛てて、思いの限り感謝の言葉を綴りました。 ガンは静かに、深く潜行しているそうです。そんなガンと戦い続ける舟橋さんの、力強い一文をご紹介します。 「ガンになってかえって生きる力が湧いてきた。爆弾を抱えるような日々だが、一日一日が前よりも充実している。ステージ4が『いまが一番』と言えるほどの舞台にしてみたいものである」