激辛好きな夫は、外食でも備え付けの「調味料」をかけ放題…お店に迷惑なのではと思いますが、気にしすぎでしょうか?
調味料や香辛料、薬味などを好みに合わせて使えるように設置してある飲食店は少なくありません。辛い味を好む人の場合、これらを大量に入れることが習慣になっていることもあるでしょう。 しかし、家族としては店に迷惑をかけているのではないかと心配になるかもしれません。この記事では、外食時の調味料や香辛料の量について、さまざまな観点から考え、対処方法を探りました。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
外食時に店の調味料や香辛料を使用する際のマナー
多くの飲食店では、調味料や香辛料、薬味などは客が自由に入れられるようにテーブルやカウンターに置かれています。これらは店のサービスであり、味の好みに合わせて足すことは、常識の範囲内であれば問題はないでしょう。 しかし、過度の調味料の使用は、料理本来の味を損なう可能性があります。多くの飲食店では、プロの料理人が丁寧に味付けを行っており、その味を楽しむことができなくなる可能性があります。 また、強い香りや刺激的な調味料・香辛料の使い過ぎは、周囲の客に不快感を与えるかもしれません。器に対して入れすぎた結果あふれだし、テーブルや食器を汚した場合、店側の清掃の手間を増やすことにもなるでしょう。
かけ過ぎによる店への影響
調味料や香辛料のかけ放題、入れ放題サービスは、店にとってはコストがかかっているものです。 代表的な辛味である一味唐辛子の粉末1キログラムの価格が2000円とすると、1グラムあたりの価格は2円です。ひと振り(およそ0.2グラム=0.4円程度)~ふた振り程度の使用では、大きな負担にはならないと考えられます。 しかし、一度に大量に入れる人が多くなれば、そのコストは無視できないものになるでしょう。例えば、大さじ2杯(およそ15グラム)入れる場合のコストは30円程度です。積み重なって、利益を圧迫しかねません。 さまざまな原材料の値上げが続く現在、入れ過ぎが頻発し迷惑行為として判断されると、サービスを廃止する店が出てくる可能性も考えられます。