通天閣ライトアップ完全消灯 メンテナンス工事のため
LED・ネオン広告のリニューアル工事 期間は約5か月
通天閣ライトアップ完全消灯 メンテナンス工事のため 撮影・編集・ナレーター:柳曽文隆 音楽:イーゼル芸術工房 THEPAGE大阪
ネオンはしばらく消えてます──。大阪市浪速区にある登録有形文化財で人気観光スポットの「通天閣」と日立製作所は1日までに、通天閣のLED・ネオン広告全面リニューアルに伴い、ネオンを消灯すると発表した。工事期間は約5か月。通天閣観光の西上雅章社長と高井隆光副社長は、これまでの取材に対し「今年はLED改修に伴い、天気予報ネオンをLED化したい」「秋には、今より長い避雷針を設置して地上108メートルにします」と意気込みを見せており、来年2月ごろには、これまでとは違った変化が見られる模様だ。 【拡大写真と映像付き】還暦の通天閣 秋にも高さ108メートルに 天気ネオンLED化も
天望パラダイスも30日まで閉鎖予定
通天閣によると、ネオンのリニューアルは13回目で、5~6年のサイクルで行われているという。今年は現在の2代目通天閣が10月28日に60周年を迎えるにあたることから、関係者は「節目の年にリニューアルを行い、大阪のシンボルとして、活気ある大阪の街へ灯りを灯していく」としている。 この工事に伴い、てっぺんにある天気予報ネオンや大時計も消灯。「特別展望台 天望パラダイス」は30日まで閉鎖予定となっており、通天閣では「ライトアップ消灯期間中も、通常通り営業しております」と話している。 1日夜、通天閣周辺ではライトアップされてないことに気づき「せっかく見たかったのに残念」と話す観光客の姿も。東京から来たという60代の男性は「またうまい具合に消灯の時に来るとは。これもレアなケースと思って楽しみます。通天閣が暗くてうまく記念写真撮れないから、記者さん、通天閣も私も写るように撮って」と笑顔で話していた。 地図URL:http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=34.6525171&lon=135.5063824&z=18