幸手権現堂堤の清保堂近くで見頃を迎えたスイセン＝19日朝、幸手市権現堂堤

　幸手市権現堂堤の権現堂公園では28日まで、「幸手水仙まつり」が開かれている。かれんなスイセンの花が咲き始め、来園者を楽しませている。 　毎年1月中旬からスイセンの見頃に合わせて開催する「幸手水仙まつり」。今年は園内一部のエリアで開花が遅れ、公園を管理するNPO法人幸手権現堂桜堤保存会はホームページの開花情報を確認してから来園してほしいと呼びかけている。 　複数のスイセンを見つけ散策することができると保存会担当者。白い花弁と花の中心部に当たる副花冠が黄色い一般的な「日本スイセン」の中に、一部副花冠まで白い「ペーパーホワイト」や愛らしい花を咲かせる「八重咲日本水仙」を植えている。 　同保存会は「2月中旬ごろまで花が咲きそうで、開花情報を参考に来園してほしい」と話している。