『GTOリバイバル』池内博之、窪塚洋介、小栗旬ら再集結に歓喜 当時の生徒はどんな姿に?
気弱ないじめられっ子・のぼる役の小栗旬も再登場!
さらに、2022年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務め、数々の映画シーンを彩ってきた小栗旬も参戦すると来た。小栗といえば、ブレイクのきっかけともなったドラマ『花より男子』(TBS系)の花沢類のイメージからか、二枚目キャラの印象が強いが、『GTO』で演じていたのぼるは、気弱ないじめられっ子。学校の屋上から飛び降りようとしていたところを、鬼塚に救われたシーンもあった。そう考えると、いまのぼるが生きているのは、鬼塚が武蔵野聖林学苑に赴任したからであり、奇跡的なめぐり合わせのようなものを感じさせる。26年の時を経たのぼるが、鬼塚に「あの時、命を救ってくれてありがとう」と言えるような生き方をしてくれていることを願う。 『GTO』が放送された1998年から四半世紀以上の時が流れ、教育シーンのみならず、日常にもさまざまな変化が起きた。分かりやすかった平成初期の学生に比べて、分かりにくくなっている令和の学生たち。SNSが発達したことで、教師が関与することができない世界線のいじめや、大人が経験してこなかった次元の悩みも増えているという。ますます生きづらくなっている現代で、鬼塚は令和のニューヒーローになれるのだろうか。 『GTOリバイバル』のキャッチコピーは、「時代は変わっても、俺は変わらない」。言いたい事も言えないこんな世の中に、グレート・ティーチャー・オニヅカがメスを入れてくれることを期待したい。
菜本かな