TBS政治部長 石破首相の“言行不一致”に「これまで自由な立場で自由に発言…現実に直面している」
TBS政治部長の岩田夏弥氏が3日、同局の「ひるおび」（月～金曜前10・25）に出演。石破茂首相の“言行不一致”について言及した。 番踏では、石破首相の衆院解散時期のブレなど“言行不一致”があることを指摘。石破首相は、女性躍進について、自民党総裁選の政策集で「先進国中最下位に甘んじている。女性活躍の指数（ジェンダーギャップ指数）の迅速かつ大幅な改善を図る」としていたが1日の石破新内閣発足では女性閣僚は2人にとどまった。 また、選択制夫婦別姓では、総裁選立候補時は「つらい思い、不利益は解消されなければならない」と賛成の立場だったが、自公連立政権文書では、党内合意が取れていないということで記載を見送った。 岩田氏は「これまで自由な立場で自由に発言してきた分、いざ総理となったら本当にそれが全部できるかっていうと、なかなかそうはいかないという現実に直面している」と解説。 共同通信社が同内閣の発足を受けて1、2両日実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は50・7％となり、過去20年の内閣発足直後の支持率としては、08年9月の麻生太郎内閣の48・6％に次ぐ低さと言われた21年10月の岸田文雄内閣の55・7％を下回った。 岩田氏は、このことについては、「まさに今、永田町に漂っているような微妙な感じがこの数字なのかなという気がします。55、60％を超えてきたら勢いあるなって感じですけど、逆に45、40％だったら期待できないなってところのちょうど間の微妙な数字の50％という感じがします」と自身の見解を述べた。
