【MotoGP】「8位だけど笑顔でバイクを降りられた」大型新人アコスタ、初のMotoGPスプリント終えひとまず及第点?
MotoGP開幕戦カタールGPのスプリントレースで8位となったペドロ・アコスタ(GASGAS)は、初めてのレースの結果にひとまず満足しているという。 【ギャラリー】MotoGPがついに開幕! スプリントレースはマルティンが勝利 アコスタは2021年にMoto3クラスでルーキーながらチャンピオンに輝き、Moto2クラスもその後2年で戴冠……計わずか3年、若干19歳でMotoGPクラスに昇格を果たした有望株として開幕前から注目を集めてきた。 カタールGPではプラクティスの段階から好調で、予選振り分けでもQ2に直接進出。初予選では8番手を確保してスプリントレースへと臨んだ。 スタートで2つポジションを落としてしまったアコスタだったが、そこからは冷静にレースを運んでいき、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)とジャック・ミラー(KTM)をパス。8番手に浮上したあとはアレックス・マルケス(グレシーニ)の後方で我慢の状態が続き、そのまま8位フィニッシュとなった。 初スプリントを終えたアコスタはピットでクルーに拍手で出迎えられたが、この結果を喜ぶべきだろうと彼は語った。 「凄く喜ぶべきだろう。バイクのフィーリングも良かったよ。ずっとアレックス・マルケスの後ろで走っていたけど、乱気流の中で過ごさなくちゃならなかった」 「他の人の空力の影響を受けて衝突したりしないように、もっと集中しなくちゃいけないね。結構ストレスフルな1日だった」 「そして他の人のことよりも、もっと自分のことに集中するべきだ」 「明日に向けては何も期待とかはしていないよ。コースに出て、何ができるか様子を見てみよう」 なおアコスタは世界選手権にデビューした3年前の自分なら、大失敗していただろうと自らの成長を実感していた様子だった。 「8位だったけど、笑顔でバイクを降りたよ。3年前のペドロなら、感情的になっていただろうね」 「今日は大したことはなかったけど、スタートとしては悪くなかったよ」
Oriol Puigdemont