初のリベンジマッチの海人「いつものようなワクワク感はない。負けたら終わり。すべてを出して勝ちたい」と決意の出陣【SB】
眠れない日もあったが乗り越えて来た
また前回の試合については「出し切れないというか、僕のやりたいことを相手のうまさみたいなもので全て止められて、接戦みたいな感じになってしまった。僕は接戦がしたかったわけではないので、そういう意味では出し切れてないことはあったのかなと思う」と振り返ったうえで「前回やりたかったこともまだあるし、それと違うことも今回はやりたいこともたくさんできたので、そういうところも全部できれば、今回はしっかり勝てるんじゃないかと思っている」と語った。“出し切る”ためには「相手がやりたいことをさせないとか、やりたいことに対しても、やり合っても僕が勝れば自分がしたいことはおのずとできていくのかなと思っている。前回も精神面では負けたとは思っていない。うまさとか見せ方とか技術面でちょっと自分のほうが劣ったのかなと思うのでそういうところでも勝ちたいと思っている。見せ方もそうですし、首の展開でもいい位置を取られていたので、そういうところも取らせないように自分がいい位置を取って圧倒したいと思っている」などと続けた。 初めてのリベンジマッチでいつにも増して負けられない試合ということについては「いつもはもっとワクワクしたり楽しみだなと思うことが多いんですが、今回はそんなのは正直なくて。絶対に勝ちたいし、負けたら終わりと思っている。そういうところはいつもの試合とは全然違うと思っている。ベスタティ戦も野杁さんと試合をした時も楽しみでしかなくて、ワクワクしていた。その試合も“絶対に負けられない。勝つ”と思っていたが、今回はそれ以上に勝ち負けに対しては貪欲。しっかり勝ちたいと思っているので、ワクワクという気持ちはない。深く考え込み過ぎて眠れない日もあったが、そんな日もしっかり乗り越えて、試合直前まで来たので“あとはやるだけ”と思っている。自信とか覚悟とかも練習を信じて、あとはやるだけなので、ワクワクもしていないし楽しみでもないが、勝ちたいと思っている」などと現在の心境を明かした。