「同性婚」認める法案、タイ下院で可決 成立すれば東南アジアで初
タイの下院で27日、同性カップルに男女の夫婦と同じように婚姻を認める法案が可決しました。法案が成立すれば東南アジアで初めてとなります。 タイの下院は27日、同性カップルに男女の夫婦と同じように婚姻を認める法案を賛成多数で可決しました。今後は上院でも可決し国王の承認が得られれば法案は成立します。 今回の法案では婚姻を行う対象として「男性」「女性」としていた部分を「個人」に、「夫婦」を「パートナー」に改め同性カップルによる婚姻を合法化する内容になっています。タイではすでに同性カップルに結婚に準じた権利を認める法律が制定されていますが今回はこれをさらに進めるものです。法案が成立し同性婚が正式に認められれば東南アジアでは初めてアジア全体でも台湾・ネパールに続き3例目となります。