【春高バレー】日本代表の秋本美空や全国三冠を目指すイェーモンミャら活躍に期待の10選手をチェック(女子)
第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)が1月4日(木)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。今大会の女子で活躍が楽しみな10人を紹介する 【表】春の高校バレー2024女子トーナメント表 秋本美空(共栄学園高〔東京〕) あきもと・みく/2年/身長184㎝/最高到達301㎝/共栄学園中(東京)/アウトサイドヒッター/全国中学選抜認定選手(2021年度)、U18日本代表(22年度)、日本代表、U19日本代表(23年度) 今年度、高校生では唯一日本代表に選ばれた逸材。8月の第18回世界U19女子選手権大会(クロアチア)では全9試合にスタメン出場を果たし、惜しくも4位に終わったが、得点源として活躍した。今季最初で最後の全国大会となる春高で、進化した姿を見せる。 イェー モン ミャ(下北沢成徳高〔東京〕) 2年/身長175㎝/最高到達300㎝/北沢中(東京)/アウトサイドヒッター 今季からエースを任され、インターハイ、国体でともにチームを頂点へ。強烈なスパイクだけでなく、軟打もまじえた状況判断の優れたスパイクで得点を量産する。2年生ながら、先輩である内澤明未キャプテンとともにチームを引っ張る、強いリーダーシップも魅力。
上村杏菜(金蘭会高〔大阪〕) うえむら・あんな/3年/身長168㎝/最高到達301㎝/金蘭会中(大阪)/アウトサイドヒッター/U20日本代表(22年度) 2年生時まではすべての全国大会でメダルを獲得したパワフルエース。これまで抱えていた左すねの痛みが悪化し、6月に手術。春高はスパイカーとして臨む今季最初で最後の全国大会になる。過去2年はともにベスト4だが、有終の美を飾れるか。 井上凜香(就実高〔岡山〕) いのうえ・りんか/3年/身長167㎝/最高到達283㎝/就実中(岡山)/リベロ 安定感抜群のサーブレシーブを武器に、1年生時には準優勝したインターハイ、優勝した春高でともにリベロ賞に輝いた。キャプテンになった今季は、選抜チームで臨んだ国体で3位に。昨年度の春高では無念の欠場。2年分の思いを背負って、下級生中心のチームをリードする。 笠井季璃(旭川実高〔北海道〕) かさい・りり/3年/身長175㎝/最高到達306㎝/別海中央中(北海道)/アウトサイドヒッター/U18日本代表(22年度)、U19日本代表(23年度)/トヨタ車体クインシーズ内定 2年連続で国際大会を経験する絶対的エース。選抜チームとして臨んだ国体では4位に導いた。1年生時から週に3日取り組んできたトレーニングの成果も実り、最高到達点は今大会の出場選手中トップ。キャプテンシーも抜群で、チームの垣根を越えて慕われる。