<リオ五輪速報>日本がロシアに完敗 木村沙織は「今の自分達の弱さ」
女子バレーのグループリーグ戦の日本対ロシアが12日(日本時間13日)現地で行われ、日本はセットカウント0ー3でストレート負けを喫した。セッターの田代と、鍋谷を起用した第1セットは、ロシアの固いブロックに阻まれ、セッターの宮下、迫田、石井の3人を先発で投入して臨んだ第2セットは、粘り強くラリーを拾いながら20-24からジュースに持ち込んだが、あと1本を決めきれずに、28-30で続けて落とした。 第3セットは、攻撃のリズムをつかめずに18-25。日本は、最終戦(日本時間15日)で、同じく1勝3敗のアルゼンチンと、決勝トーナメント進出をかけて対戦する。 試合後、キャプテンの木村沙織は、「相手の攻撃をしっかりとディフェンスして攻撃につなぐところまではできたのですが、高いブロックの前に、なかなか点数にできなかったところが、勝ちきれなかったところだと思います」と、試合を振り返った。 さらに、ジュースに持ち込んだ第2セットに触れて、「ああいう展開で勝ちきれなかったのが、もったいなかったですし、今の自分達の弱いところです。ああいうところを勝ちきることが大事になってくると思います」と、反省を続けた。 アルゼンチン戦は勝てば決勝トーナメント進出、負ければ敗退の大一番となる。 「自分たちらしいバレーをしっかりとして、しっかりと勝って、決勝トーナメントに勢いを持って進めるようにがんばりたいと思います」トーなめんとに勢いをもって進めるようにがんばりたいと思います。 実力的には十分に勝てる相手。木村は気持ちを切り替え前を向いていた。