税務署員や銀行員装い「税金の還付金手続きのためにATM操作を」…186万円振り込ませた疑い
山口県警萩署は2日、住居不定、無職の容疑者(27)を電子計算機使用詐欺と窃盗、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等仮装)容疑で逮捕したと発表した。発表では、電子計算機使用詐欺などの容疑で逮捕された2人らと共謀し、3月12日、税務署職員や銀行員を名乗って萩市の60歳代女性に電話をかけ、「税金の還付金の手続きをするために現金自動預け払い機(ATM)を操作する必要がある」などとうそをつき、容疑者らが管理する口座に計約186万円を振り込ませた疑い。さらに同日、容疑者が埼玉県内のコンビニ店のATMから計約100万円を引き出した疑い。 【一覧表】詐欺電話を見抜く主なポイント