石川県内は午前中から真夏日のところも 兼六園ではウメの収穫
高気圧に覆われた11日の石川県内は、午前中にすでに30度を超えた所もあります。熱中症に注意をしてください。青空が広がる中、金沢市の兼六園ではウメの収穫作業が行われました。 【写真を見る】石川県内は午前中から真夏日のところも 兼六園ではウメの収穫 国の特別名勝・金沢市の兼六園の梅林には、およそ3000平方メートルの敷地に、20品種、200本ほどのウメの木が植えられていて、庭師や作業員など30人余りが「白加賀(しろかが)」や「青軸(あおじく)」などの実を一つずつ手作業で収穫していきました。 見物客が俳句披露「ごろんごろん 梅に軽やか 梅の実かり」「本当にありがたいと思う。素晴らしい所に住んでいるなと思う」 金沢城・兼六園管理事務所によりますと、2月ごろから花が咲き始め、実の生育状況は例年並みだということです。 県内は午前中から気温が上がっています。午前11時までの最高気温は加賀中津原で30.4度、小松で29.8度、金沢で28.7度、輪島で26.1度などとなっています。 日中の最高気温は金沢で30度、輪島で29度の予想です。こまめな水分補給など熱中症への対策を心がけるようにしてください。 収穫されたウメは、県内の福祉施設などに贈られるということです。
北陸放送