「夜能」で「清経」リバイバル、小林親弘・能楽師上野能寛が“恋の修羅”に挑む
「リバイバル公演 夜能~清経~」が10月25日に東京・宝生能楽堂にて開催される。 「夜能」は朗読と能がセットになったシリーズ。今回は2021年に上演された「夜能『清経』」が、リバイバル上演される。能「清経」をテーマに、長田育恵が書き下ろした作品を朗読するのは声優の小林親弘。小林が「夜能」に出演するのは今回が4回目となる。朗読中の雅楽の演奏は、音無史哉、纐纈拓也、春日るり子が担当。能「清経」シテは若手能楽師の上野能寛が勤める。 【画像】「リバイバル公演 夜能~清経~」チラシ裏(他3件) 平清経の家来・淡津三郎が、入水した清経の形見を持ち、都にやって来る。形見の黒髪を受け取った清経の妻が嘆き悲しんでいると、清経の霊が在りし日の姿で現れ、自死し、修羅道に落ちた苦しみを見せて去る。能「清経」は、“恋の修羅”と呼ばれる異色の曲となる。 なお、本公演は能LIFE Onlineにて11月中旬以降にストリーミング配信を予定している。 ■ リバイバル公演 夜能~清経~ 2024年10月25日(金) 東京都 宝生能楽堂 □ スタッフ 朗読 脚本:長田育恵 □ 出演 朗読 小林親弘 雅楽:音無史哉 / 纐纈拓也 / 春日るり子 能 シテ:上野能寛