日本レコード大賞候補10曲発表 Mrs.GREEN APPLEとCreepy Nutsの一騎打ちか
第66回日本レコード大賞の審査会が20日、東京・赤坂のTBSで行われ、大賞候補となる優秀作品賞10作品などが発表された。 大賞は昨年受賞したロックバンド、Mrs.GREEN APPLEが「ライラック」で連覇するのか、TikTokで大ブームを巻き起こしたヒップホップユニット、Creepy Nutsが「Bling-Bang-Bang-Born」で輝くのか、一騎打ちの様相を呈している。 優秀作品賞は他に韓国の女性5人組、NewJeansが2年連続で受賞した。メンバーが韓国国会で所属事務所の親会社、HYBEからのいじめを訴え、契約をめぐるトラブルに発展するなど泥沼状態の中、来日して本番に臨む。 新人賞は規定で4組にもかかわらず今年はまれにみる接戦だったため、こっちのけんと、ME:Iら異例の5組が受賞。特筆すべきは「Magnetic」のダンスがTikTokで大バズリした韓国の女性5人組、ILLITが日本デビューしていないにもかかわらず名を連ねた。 ILLITはNewJeansとトラブルになっているHYBEの傘下所属。韓国では現在2組が一緒のステージに立つこと自体厳しい状況だけに、日本で同じ音楽番組に出演することは世界的にも話題を呼びそうだ。 大賞と最優秀新人賞は12月30日の最終審査で決定し、TBS系「第66回 輝く!日本レコード大賞」(同日放送、後5・30)で発表される。 各賞は以下の通り。 【優秀作品賞】 「I wonder」Da-iCE 「幾億光年」Omoinotake 「紅の蝶」山内惠介 「Supernatural」NewJeans 「NEW KAWAII」FRUITS ZIPPER 「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts 「Masterplan」BE:FIRST 「夢みた果実」純烈 「ライラック」Mrs.GREEN APPLE 「Love seeker」JO1