ゴルゴ13と殺せんせー、どっちが強い? 最強の殺し屋は超生物を打倒できるか
古今東西盛り上がる「強さ議論」
古くは『巨人の星対鉄腕アトム』や『マジンガーZ対デビルマン』、近年でも『劇場版シティーハンター 天使の涙』におけるルパン三世の登場や『わんだふるぷりきゅあ!』と『クレヨンしんちゃん』のコラボなど、マンガやアニメにおけるクロスオーバーは熱いものです。その究極ともいえるのがファン同士による「強さ議論」で、「こっちのほうが◯◯だから強い」「いや、こっちのほうが××だから強い」などといろんな理屈を考えるのが楽しく、盛り上がること必至の話題でしょう。 【画像】えっ、身体やわらかいっ! これがポンコツな殺し屋の見事な蹴りです(4枚)
今回はそんな夢のクロスオーバーとして、マンガやアニメで屈指の活躍をしてきた殺し屋である「ゴルゴ13」、そしておそらく最強クラスの暗殺ターゲットである「殺せんせー」というは夢の対決を考察してみます。その勝負の行方を占うため、まずはそれぞれのスペックを振り返りましょう。
●殺せんせー(『暗殺教室』) 「殺せんせー」は「週刊少年ジャンプ」で連載されたマンガを原作にアニメ、実写などで展開された『暗殺教室』の主人公です。彼は地球を爆破しようと目論む超生物ながら、なぜかとある中学の教師となり、生徒たちにとっての暗殺のターゲットとなります。彼の基本的なスペックは以下の通りです。 ・月の7割方を蒸発させる攻撃力 ・万能の触手 ・マッハ20のスピード ・核爆弾すら防ぐ完全防御形態に変化できる ・驚異的な再生力 上記したほかにもさまざまな能力があり、一見普通の人類ではとても勝てそうにありません。ただし殺せんせーには「対先生物質」による攻撃が有効なほか、「テンパるのが意外と早い」「おっぱい」「泳げない」など多数の弱点が明らかになっています。 ●ゴルゴ13(『ゴルゴ13』) 「ゴルゴ13」は同名マンガの主人公で、どんなターゲットも仕留める凄腕スナイパーです。彼の素性は不明で、ゴルゴ13も通称でありデューク東郷という偽名を使うこともあります。そんな彼のスペックは以下の通りです。 ・世界最高峰の射撃の腕 ・近接戦闘も達人クラス ・どんな拷問にも耐えられる耐久能力 ・さまざまな武器を扱え、戦闘機などの乗り物も自在に操れる あくまで人間の範疇ではありますが、あらゆる手段を駆使してさまざまなミッションをクリアするプロ意識の高さもゴルゴ13の特筆すべき点でしょう。殺せんせーを相手にどれほど戦えるかは読者の想像にお任せしますが、『暗殺教室』で殺せんせーを追い詰めた「死神」(正確には2代目の方)といい勝負をしてもおかしくなさそうです。 ●勝負の行方はシチュエーション次第? こうして両者の能力を振り返ってみると、間違いなくどちらも強者です。正直なところ人外の存在であり、それにふさわしい能力も多数ある殺せんせーが有利だろうと考えていましたが、殺し屋として総合的にレベルの高いゴルゴ13が手段を選ばずに暗殺をしようとしたら勝機が見えてきてもおかしくないでしょう。
みなさんはこのドリームマッチ、どちらが勝つと思うでしょうか? もちろんどこまでいってもファンの妄想ではありますが、たまには友人とこうした議論を交わすのも楽しいものですよ。
はるのおと